
昨今「オーガニック」という言葉をよく耳にするようになりました。
「オーガニック」を日本語に訳すと「有機」「有機栽培」の意味です。
「有機」というのは、農薬や化学肥料に頼らず、身近にあるもの、
藁や葉や枝や糠などを使って農作物を栽培することです。
また、人口添加物や薬剤を使わず、有機農作物を95%以上使って
製造された食品を有機農産物加工食品といいます。
当店では、自然に優しく、身体に優しいものと捉え、
農薬や化学肥料を使わず、
自然にあるものを使用して栽培していくことで、
ゆくゆくは自然循環機能が保たれ、
環境の維持・改善が図れていくものと
考えております。
■JAS有機認証って?
2001年4月にJAS法が改正され、有機栽培のものに関して
「有機JASマーク」をつけられるようになりました。
この認定の基準は、
単年作物(ほうれん草など)なら二年以上、
永年作物(玉ねぎなど)なら
三年以上、化学肥料、農薬を使用せず、
完熟した堆肥等で
土作りを行って栽培したもの。
また、遺伝子組換えの種を使っていないこととされています。
そして、農水省登録の認定機関が生産者や加工業者を調査して認定し、
「有機JASマーク」がつけられます。
JAS法が改正されるまでは、
農薬不使用だけど、化学肥料を使っていたり、
曖昧な点があっても、
自称「オーガニック」「有機」という表示が
されている場合がありました。
このマークの表示により、消費者は一目で「オーガニック」「有機栽培」と
わかるようになり、食品を選ぶ際の確かな基準の一つとなりました。
■小さな農園の現状
ですが、この認定を受けるのはそう簡単なことではありません。
何年も前から、有機栽培で農作物を作っていても、あえて「有機JASマーク」を
とっていない、あるいはとることが困難な農家が少なからずあります。
それは何故か?
この認定制度は有料です。
農園自体が認定を受ければよいのではなく、野菜一つ一つ、
認証を
とっていかなくてはいけません。
そして、一度認定を受けても、毎年申請し認証料が必要になります。
また、審査料の他に検査員の交通費、宿泊費、また認証シール代も必要です。
費用以外では、申請には栽培記録を全てとらなくてはいけない、
田畑の位置などの内容を明記、生産者は研修を受けなくてはいけない等、
小さな農園や加工業者では負担になり過ぎるという理由があげられます。
■頑張っている生産者を応援します
当店は、「有機JASマーク」の表示の重要性を熟知した上で、
認定を受けていない農作物も扱っております。
もちろん、農園の土壌や栽培方法などを徹底的に調査、確認し、
農薬や化学肥料は使用していないものに限っております。
生産者のいかに美味しく、身体に優しい農作物を自然栽培で作るか、
という真剣で真摯な思いを重要視し、大切に考え、
このような農家が増えていくことを望み、応援していきたいと考えております。

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